2016-01-23から1日間の記事一覧

幸田露伴の「五重塔」に近代的自我を見る(橋本治「失われた近代を求めて」番外)

橋本治さんの「失われた近代をもとめて」のシリーズをもとに、口語体と文語体との関係を考えています。では書き言葉と話し言葉は太古の昔から異なっていたか?といえばそうでもなく、谷崎潤一郎は、平安時代に話されていた言葉が、源氏物語に代表される当時…