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タカ派の人たちの論法について思う

 昨日朝のTBSラジオに櫻井よしこさんがコメンテーターとして登場しました。私は、櫻井さんの意見には全く賛同はしないので、聞きたいものではなかったのですが、やっぱり聞いていて不快になりました。
 この原因ですが、彼女らいわゆるタカ派の人たちに共通する、露悪的な言説への不快感です。たとえば海外の論説では「世界を善くする」といった信条がベースにあると思います。日本人からはどう見ても偽善にしか受け取れない
ような言説もありますが、それでも世界の政治家の発言の多くは「世界を善くする」という信条をふまえた上での言説であると感じます。
 しかし、櫻井さんを始めとするタカ派の人たちの言説は、どれも早い話「世界は悪に満ち満ちているので、自分たちだけでもうまいこと世渡りして生き延びよう」と言っているに過ぎません。彼らの露悪的な言説が報道されるたび、海外から非難され、謝罪したり取り消したりを繰り返しています。が、
彼らは非難されるのが、自身の露悪的な信条が原因であることを全くわかっていないようです。
 また、聞いていて、彼らの論法にはパターンがありますね。持論をまず最初に述べ対立論を断定的に否定します。しかし、持論の根拠は最後まで述べません。たとえば「非武装中立は現実的でない」とか「日本を守ったのは平和憲法でなく核の傘だ」とか否定しますが、後になってもその根拠を示しません。
 中国の脅威を述べる場面でも結論
ありきで、なぜ中国が日本占領したがるのか?「中国は孫子の兵法の国だから」櫻井さんは雑に述べていますが、理由になっていませんね。これが理由になるなら、秀吉の故事を根拠にした中国の日本脅威論があったとしても、これを反論できませんね。