街道歩きから見た信濃の国

昨年から中山道を歩きつつ、今は関東を抜けて信州に入りました。信州といえば、長野を中心とした北信地方と松本を中心とした中信その他にも東信やら南信やら様々な山と谷に別れていて、それらは互いに仲が悪いという言い方がされますよね。それなのに信濃というまとまりそのものを否定するかのような物言いはされません。それはなぜか?というとやっぱり山と谷でまとまった、それぞれがまとまった地域の連邦制にほかならない。で一見ばらばらなそれぞれの山と谷をまとめている意識ってなんだろうと考えると、それは山と谷に囲まれた暮らしそのものは、地域が変わっても変わらない。信州に共通する特徴。それが同郷しんみたいなものにまとまって居るし、それは関東とかの余所者とは共有できない部分なのだと思います。