「街場の中国論」その2

日中の歴史をさか上ると それは倭寇とか遣唐使まで行きついてしまいます。国境線というのが近代国家に特有なものであるなら、かつて中華帝国は周辺部を必ずしも征服する対象として見てはいなかったと思うのです。 もともと、東シナ海を渡ってやって来た人たちは、日本人のルーツののひとつですし、東南アジアは、日本以上に中国ルーツの人が多いはずですが、だからと言って別に中国の属国でもなんでもないです。だから沖縄まで攻めて来て占領するなんてのは妄想だし、もし私が中国側なら、日本を親中にして実利を得る政策をとるでしょうね。 なんだか「街場の中国論」とは関係なくなってしまいましたが、こんなことをつらつらと思いました。