2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

最近訪れるのが好きな場所

最近、お気に入りの場所は、東京の駒場にある日本民藝館ですね。柳宗悦が始めた民芸運動の本拠地です。 展示されているのは、世界各地で収集された名もなき人たちが創作した、日用品の数々です。 いままで、陶器の模様とか、紋様とか柄とかに興味を持ったこ…

北関東の寂れた市街地に思う

僕は北関東の生まれですが、周りには、歴史ある町が多かったし、中心市街地もそれなりに栄えていたのを覚えています。 子供の頃、親につれられて電車で町へ買い物に行くのは、別におもちゃとかを買ってもらわなくても楽しかったし、町は子供の目に、とても華…

戸井十月さん「ユーラシア大陸横断行」を見て

最近、ほとんどテレビはみないのですが、ひとつだけ、心にのこった番組は、作家の戸井十月さんがユーラシア大陸をバイクで横断するというBSの番組でした。 ほんとうに地べたをはうように旅を進めていく戸井さんが私にはとてもかっこいいなと感じました。と…

持続可能な経済はどんなものか

最近、読んで視野を新しくしたのは、平川克美さんの著作ですね。「移行期的混乱」や「小商いのすすめ」です。 これらをよんで通底するのは、すでに 就業者人口が減少傾向に移行した日本社会で、経済成長や成長戦略をとなえてももはや縮小は避けれないという…

趣味というものについて

バブル景気以後の日本では、企業社会が主流を占めるようになりました。もっぱら、一般市民の生活といえば、昼間は賃労働をして、夜はせっせと消費生活に励む。平日はお仕事に励み、休日の過ごし方は買い物とか、outputは仕事、inputは労働によって得た…

サラリーマンの処世訓に思う

少し前になりますが朝のラジオでサラリーマンのアンケートを流していました。質問の内容はサラリーマンとしての処世訓は何か?というものでした。答えで多かったのは、上司と関係のとり方が話題をの中心でした。昼間に街頭でインタビューするのですから、営…

陰影礼賛

陰影礼賛という、谷崎潤一郎のエッセイがあります。乱暴にまとめれば、洋式のトイレは明るすぎていかんが、それに比べれば和式のトイレは適当に暗くてよい。そこから明るさに関しての私見を述べるエッセイですが、私も最近は、ショッピングセンターや家電量…