汚染水問題は危機的な状態なのでは?

 原発の汚染水の問題は、新聞の1面記事にはならないが、実は相当に深刻なじt事態なのではないでしょうか。元原発作業員のハッピーさんの一昨日のツイートを読むと、東電がなにもやらなかったわけではないが、過去二年間にやったことのうち、これくらいやっておけば十分だろうと、甘い見通しをたてていたことすべて、逆の結果になっていることがわかります。ハッピーさんによれば、もはや東電側としては、手をつくすことがなくなってしまっている状況に追い込まれているのではないか?
と見ています。
 私自身も、今回の汚染水のニュースや様々な人のツイートを見るにつけ、もう、東電には事故を解決していく能力がないと見ざるを得ないと思います。決して東電を免責してはいけないのですが、もはや国が関与するしかないのだと思います。菅さんなどは、廃炉公社を設立して、原発を公社の管理にするしかないという意見です。
 ただし、本当に国が関与したからと言って、状況が改善するだろうか?とも思えます。二年前に、責任逃れに終始した、エリート官僚たちのみっともなさを、さんざん見てきました。これを考えると、福島原発の事故については、いつか、日本政府では解決ができない問題になってしまう。解決の主体を国際機関に委ねるしかない状況に陥るのではないでしょうか?その状態になったときは、もはや、第二の敗戦ともいえる状況かもしれません。