2014-01-01から1年間の記事一覧
佐村河内さんのゴーストライター、小保方さんのコピペ論文。いつの世の中も嘘をつく人はいるし、素人が株のもうけ話に引っかかった話のたぐいは、いくらでもあります が、いつも私がこの手の話に興味を持つ場合は、どちらかといえば、なんでだまされたのだろ…
大田記念美術館で開催されている「追憶の広重」という展覧会を見に行きました。太田記念美術館はこのところ、好きな場所です。 今回の展示では、歌川広重の「名所江戸名所百景」をもとに、現代の東京の景色と照らしあわせて見る趣向の展示です。品川、浅草、…
2006年に放映された、六ヶ所村についてのETVドキュメンタリーが再放送されていました。そこでは国の政策に振り回され、破壊された地域共同体のありさまが、当事者によって語られています。 六ヶ所村に大規模な開発計画が持ち上がったのは、1970年…
毎日の通勤電車の車中では、さまざまな広告にふれることが多いのですが、目をこらすと、それらのほとんどは、若い女性向けのものがおおく、特に美容向けのものが多いですね。毎朝、秋葉原駅で乗り換えれば、秋葉原はラノベ、アニメ関連の広告が多い。両者に…
一昨日になるのだけれど、江戸東京博物館の大浮世絵展を見ました。浮世絵の始まりから新しめの作品までバランスのいい構成で、ボリュームもたくさん。浮世絵の概観を 把握するのには最適な展示で面白かったですね。後援のy新聞割引券持った人がおおかったの…
小泉さんの脱原発が、本心なのかどうかについては、いろいろな人がいろいろと述べています。やれ、原発後のエネルギー利権をねらっているだの、希代のポピュリストは脱原発と述べることが自民党の勢力拡張につながると考えているのだとか気をつけろ。みたい…
「中世から道を考える」という新書を読むと、印象的なことは、関東平野に流れる河川群が橋が整備された現在からは考えられないほどの交通の障害であったことや、川を渡る方法は舟であったり、「舟橋」と呼ばれる舟をつなげて橋を造る方法が主流のようでした…
小学生の時、授業でクラス文集を作りました。僕は「地球最後の日」のような作文を作ったのだけれども、となりの席の子は、栃木が戦争をして勝つような作文を作っていました。当時は、とかく戦争を当時はやっていたロボットアニメのように単純明快に考えてい…
年末に、撮っておいた「もうひとつのアメリカ史」連続10回は長い。やっと 見終わったです。ふう。 オリバーストーン監督は、あえて「たられば」という問いかけを見る人に問うています。もし、冷戦終結後に、アメリカ側がゴルバチョフの問いかけに真摯に答…
明治維新が、革命なのかどうかということは意見が分かれますが、相当に血なまぐさい出来事であったことはまちがいないようです。また、新政府内部での権力闘争もものすごいものであったようです。まさしく、「昨日の友は今日の敵」という言葉さながらです。 …
オリバーストーン監督の「もうひとつのアメリカ史」ですが、合計10回はながいですね。やっと8回まで見たところです。視点は一貫しています。いかに軍産複合体がアメリカ政府の政策をゆがめているかということ。彼らのゆがんだ世界観の根本にあるものは、…
勝負を決したがる。というのが武士の根本的な信条なのだろうかと思います。 邱永漢さんの「サムライ日本」というエッセイでは、旧財閥の企業の創業者の多くが旧士族であったということを述べています。「士族の商法」という言葉があって、商売のセンスがない…
オリバーストーン監督の語る「もうひとつのアメリカ史」年末に放送したのを、撮り溜めしたのをすこしづつみています。第二次世界大戦から冷戦下のアメリカを、軍産複合体と歴代大統領のせめぎあいという観点からとらえています。大統領の評価もその軍産複合…
お正月は、えんえんと駅伝をテレビ中継していました。私も、箱根駅伝などテレビ中継を眺めつつ、テロップに写される選手名をみて、名前がとても気になったものです。 漢字は様々ですが、ユウキと読ませる名前や、「翔」の漢字をつけた名前が本当に多いなと感…
板野潤治さんの「近代日本とアジア」を読んでいるのです。明治時代、アジアに対しての先人たちの意見が、どのように変遷していったか?例えば福沢諭吉が、どのようにアジア協調から脱亜論へ変遷していったか?を述べた本です。 で、板野さんは、これらの論の…